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アメリカでランドスケープを研究する?デザインする?

更新日:11月10日






Introduction


はじめまして、現在アメリカノースカロライナ州(NC State)で修士課程のランドスケープアーキテクチャーを専攻している大森です。





新潟大学で森林環境学を専攻し、京都大学で環境経済学の修士課程を経て、京都大学の博士課程に在籍しつつ(休学)、アメリカでランドスケープを学んでいます。と、同級生に言うと将来何者になるんだ?と聞かれます笑。何者になるんでしょうか。タイトルにあるように色々まだ模索の日々です。

今回はランドスケープを海外で学びたいと思ったきっかけや現在在籍している大学のコースワークを少し紹介したいと思います。



目次


‐ Why LANDSCAPE?

・ 新潟

・ 京都

‐ NC State で何してる?

‐ 最後に

Why LANDSCAPE?


新潟(学部時代)

名前も大森で専攻も森林だったので先生や同級生からはモリモリ、と呼ばれていました笑。卒論では海岸林の生態系サービスの経済価値の評価をテーマに研究をしていました。ただ、自然を守り管理するとなると、自然を守る重要性を主張するだけでなくその価値を人間視点でその重要性を可視化していく必要があり、理想は自然目線と両方の視点をもって森と関わりたい。そこで京大に移り環境評価という、経済分野に転向しました。



京都

実は修士課程1年目にカナダに研究留学をしていました。編入して早々の留学でしたが、偶然にもカナダでUrban Design & Plannningを学ぶ機会がありその魅力に惹かれていきました。帰国後は「沿岸インフラに関する選好の多様性評価」という固い研究題目ですが、いわゆるコンクリートを主体とする防潮堤をはじめとするグレーインフラと、海岸林や砂浜等の自然の機能を活用したグリーンインフラの両者を上手く組み合わせ、減災機能だけでなく人々の憩いの場となる空間を提案できないか、と思うようになりました。京都要素があまり無いですが笑、研究者(卵)のデータを正しく読み取り分析する力を使い、そこからアイデアをビジュアルにすることも出来たら格好良いだろうなと思い再び分野を変え、さらには海を超える決断をしました。海を超えるに至ったのはこのカナダ留学が大きな影響を与えています。


NC State で何してる?


現在はひたすら課題をこなす日々です。近年「デザイン思考」という言葉が出てきていますが、その洗礼を受けました。例えばある場所のデザインを考えようとした時、通常であれば色々リサーチを経て、エビデンスを持ってやっと線を引く、のような流れ。しかし、あるプロジェクトで、「はい、北にオフィス街、東に住宅街、西はStreet, 南にホテル街を想定して都市の中の公園をデザインしてみて 」という課題がありました。アカデミアで鍛えてきたIntroduction- Method - Analysis- Results- Conclusion/ Discussionの論理的思考を持って構えていると、エビデンス無しに線が引けない、と息詰まってしまう。「とりあえず線を引いてみよう」が出来ない。そのため、このプロジェクトでは幾つか段階を踏んで、0から1を作り出す過程を学びます。


1. 事前に写真を集めます(大量)。場所は色々。自身が過去に撮ったものでもなんでも良いですがそこから何枚かを選抜し、パターンを見つけ出します。

1枚目の写真は愛知県常滑の風景、2枚目は新潟市やすらぎ堤の写真です。


そこからいくつかパターンを無理矢理探し出します。



2. そのパターンを参考に模型?を作ります。



3. その模型から「芸術は爆発だ」ではないですが、まずは色々書いて試してみる。




4. そのデザインをベースにゾーニングする(この場所はプラザ、この場所は子供が遊べる場所、のようなかんじ)




5. それぞれのゾーンとのConnectivityやサイト周辺との関係を考慮して最後にPaths(道)を考える



最後に

記事が長くなってしまいましたが、これから海外でのランドスケープについて発信できればと思います。何卒よろしくお願いいたします!

P.S.

現在Portfolioのようなブログのような、そんなWebサイトを製作中です。完成後にアクセスできるようになるかと思いますのでもうしばらくお待ちください。


https://forest-design.work/landscape/



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