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U2W Part2 #3

U2W Part2 第三回のスピーカーはアメリカ、オレゴン大学に留学中の赤山紗也果さんです。



今日の内容

  • 赤山さんについて

  • ランドスケープへの興味と留学までの道のり

  • オレゴン大学のランドスケープ

  • ユージーンの特徴

  • (日常生活)

  • コロナの影響

  • これからのこと

  • 質疑応答

赤山さんこんな人

  • おんせん県(大分県)出身

  • 長崎大学環境科学部 早期卒業

  • 長崎大学大学院修士課程 早期終了

  • アメリカ オレゴン州 ユージーン在住

  • オレゴン大学の修士課程でランドスケープを専攻中。

  • 将来の夢は母校の高校のウェルカム先輩講座に呼ばれること

  • 小学校の頃から英語に触れる機会多かった

  • 中高茶道部

  • 趣味は消しゴムはんこ

  • 好奇心旺盛

  • チャレンジャー

  • 将来の夢は15年近く恐竜博士


ランドスケープへの興味と留学までの道のり

幼少期〜大学入学まで


大分の山と海に囲まれ、自然豊かな環境で育った 幼稚園の頃から英語を学んでいた。公文の一環で大学のイングリッシュキャンプに参加することも。 恥ずかしがり屋だったが、英語を使って話すときは人とコミュニケーション取ることが楽しかった。この頃から海外への憧れを持ち始めていた。 初めての海外はオーストラリアのケアンズ(高校の修学旅行で)。 修学旅行中に、自分の英語が通じたことがとても嬉しかった。大学生になったら、海外旅行に行きまくろうと、この頃、心に決めた。 中高は茶道部 茶庭や花に興味があった。 部活でもらった花の写真を撮ったり、スケッチを描いたりしていた。 → 幼少期や中高での経験が、ランドスケープや海外への興味に繋がっている。 将来の夢は15年近く恐竜博士 幼稚園生の時に映画「ダイナソー」を見たのがきっかけ。 小学校の夏休みには化石を掘りに行っていた。 2015年までの未来予想図 「世界中を渡り歩いて恐竜を発掘に行く人生。たぶん職業は大学教授。」 高校卒業後、1年間の浪人生活を経て、2015年4月、長崎大学環境科学部へ入学。 長崎大学環境科学部は第一志望ではなく、恐竜について確実に学べるわけでもなかった。 大学院では違う大学院へ行って、恐竜について学ぼうと思っていた。


ランドスケープとの出会い


初めてのランドスケープデザインワークショップ(以下WS)へ参加する。 2015年春、教養セミナーで初めてランドスケープアーキテクト(北米で教員経験あり)に出会う。カリフォルニア大学バークレー校の先生と生徒と一緒にランドスケープデザインの行う予定だと教養セミナーの先生に誘われ、軽い気持ちで長崎でのワークショップに参加する。 →ワークショップに参加後、世界にはこのような分野があるのかと思い、ランドスケープデザインや海外でそれを学ぶ人たちに興味を持ち、刺激を受ける。 ランドスケープデザインも面白そうだけど、やっぱり私は恐竜(古生物) 1年間様々な博物館や美術館回る。 突然ふってきた、早期卒業の可能性。 GPAが高く、早期卒業できた。 2年目の長崎のランドスケープデザインWSに再度参加 通訳で良いからWSに参加してほしいと先生に頼まれ、参加。2年目は軍艦島と平和公園のプロジェクトだった。 →やっぱりランドスケープデザイン面白いなぁ、、、と再びランドスケープデザインに少し惹かれる。 ここで人生の大きな方向転換が! WS後、ランドスケープの研究室に入らないかと、研究室の先生からお誘いをいただく。 →恐竜博士になりたいのに、なぜランドスケープデザインの分野に誘うの?と疑問を抱く。 もし恐竜博物館ができたらその周りのランドスケープデザインを担当できるし、ランドスケープデザインの道に行っても、恐竜とも関わり続けられるかもよ?という先生から夢のようなお話を聞く。 →そんなうまい話あるわけないじゃないか、、、(話の続きは後半へ、、、) テスト勉強をしながら、恐竜博士?ランドスケープアーキテクト?将来の方向性に悩みまくる。恐竜博士になることはとても狭き門、、、諦めかけていたところだった、、、一旦ランドスケープデザインの道へ進んでみよう!!!と決意を固める。




夏休みにヨーロッパ一人旅へ出る

軍艦島でのWSに参加後、古き良きものの利用の仕方、人々の場の利用の仕方に興味を持った。 ヨーロッパでの一人旅でも人々の広場や空間、物の使い方に興味を持つ。 ・ウォーリック、ロンドン ・フライブルグで、人々が細い水路に小さい船を浮かばせて遊んでいた ・パリ、ホステルで出会った人たちと夜な夜な語り合い、多様な生き方を知る



長崎大学ゼミのプロジェクト


長崎の天主公園のプロジェクト。 初めて自分一人でのデザイン、制作で模型づくりなど、なかなかうまくいかなかった。大学院の受験シーズンとも重なって、とても忙しかった。 住民への説明会へ参加し、その際のプレゼンで、地元の人、ファシリテーター、行政と直接関わる。人によって求めるもの違う。 →ランドスケープアーキテクトとして誰に寄り添うべきなのか、考えるようになった。




卒論


「国立公園の景観保護について~イエローストーン国立公園と雲仙天草国立公園の比較を通して~」 国立公園の研究。イエローストーン国立公園と雲仙長崎国立公園の比較。 (イエローストーンのアンケートを参考に) ・人の関心や興味がどのようにデザインに反映されているか ・アメリカの国立公園、デザインでどうやって人を誘導しているのか ・人の行動範囲の制限が、景観保護に与える影響 街にある身近な公園から国立公園まで、 →様々なスケールを扱えるランドスケープデザイン面白い!




あのうまい話が本当にふってきた!(修士課程へ、4度目のWSへの参加)


無事に早期卒業した頃、あのうまい話が本当にふってくる。 長崎市野母崎に恐竜博物館ができることに。 修論で、恐竜博物館周辺のランドスケープデザインを提案できることになる。 4度目(修士課程1年次)のWSで恐竜博物館とその周辺地域の提案をした。 でもやっぱり大変で忙しいWS、実力不足から悔しさを感じる。 →デザイン、センス、WS中での動き方などを学ぶことができた。 WSで出会った学生が、海外大学院進学のためのポートフォリオや志望理由書などの英文を見てくれることになる。



怒涛の留学準備〜WSと修論


怒涛の留学準備が始まった。 ・修士1年目から受験 ・お金の目処(両親・ロータリー奨学金) ・なぜオレゴン →指導教員の薦めとWSで出会った学生の影響と安全面を考慮してオレゴンを留学先に選択。 大学の授業プログラムが良く、誰も知り合いがいないところへ行ってみたいという思いがあった。 修論:「長崎恐竜博物館(仮称)の建設におけるランドスケープ計画の重要性」野母先恐竜博物館周辺公園計画(ランドスケープ計画の重要性を提案) ・行政によるトップダウンの政策と地域住民によるボトムアップ政策どっちが良い? ・どちらの政策もとっていない野母崎ではどちらがふさわしいのか? 修士も早期卒業! 「赤山さんは生き急いでる笑」 「そんなに早く出て行きたいの?笑」 と言われることも。 →後悔したくないからこその行動。  「限界からもう一歩。」

オレゴン大学のランドスケープ

オレゴン州ユージーンの街


今まで全力疾走すぎて少し疲れた。 アメリカでは3年のコースでゆっくり学ぼうと決め、ユージーンへ。 ・自然豊かで気持ちがいい ・大学のマスコットキャラのDUCKが街中にたくさん ・サスティナビリティーへの関心が高い ・CO2の排出量はアメリカの中でも低い ・アメリカの基準ではなく、独自の基準を設けて、CO2削減しよう、と環境問題への意識の高い街 ・バイクレーンがたくさんある ・自転車もたくさんある




オレゴン大学のカリキュラム

University of Oregon, College of Design, School of Architecture & Environment, Department of Landscape Architectureに赤山さんは在籍し、MLA修了を目指している。 クオーター制。 コロナの影響受けて、現在はオンライン授業。 FALL ・Analyzing land system ・Studio ・Plants fall WINTER ・History of landscape architecture ・Studio ・Plants winter SPRING(オンライン) ・Unruly materials ・Studio ・Tech SUMMER(オンライン) ・Environmental Data Visualization 初めてのStudio (FALL) : THE ART OF LANDSCAPE ・Gradingの授業 ・等高線を書きまくる ・地形模型を作る(レーザーカッター初使用) ・英語、短い話は理解できるけど、講義など長く専門的な話はよくわからない Plants Fall ・週に2〜3回授業 ・毎回10〜20種の植物を覚える ・木の枝だけを見て、どの樹種か当てるクイズがあった ・公園にある樹木調査


Plants Winter ・週に2〜3回授業 ・毎回10〜20種の植物を覚える ・木の枝だけを見て、どの樹種か当てるクイズがあった ・公園のデザイン


他の大学と違うところ(U2W他の講演者の話を聞いて) ・デッサンの授業など表現方法を磨くための授業がない ・表現方法はそれぞれの授業で独自に学んでいく History(WINTER) ・大学近くに寄付されたThe Shire ・授業で学んだ歴史、各時代のデザイン形式を基にしてキャンパス内の敷地デザイン Studio(WINTER) ・大きなバスハブのデザイン ・1人ずつバスに乗って、路線を決めて、路線ごとにサイトを周りサイトアナリシス ・路線の風景デザイン ・オレゴンの冬は雨が多く寒い ・夏は過ごしやすい


Unruly materials(SPRING) ・マテリアルを学ぶ授業 ・マテリアルを1つ選び、作られる工程、どうやって使われるか →テトラポッドのことを調べた。 Tech2 (SPRING) ・階段の構造調査や詳細図面をスケッチでまとめた Studio(SPRING) ・自然公園のデザインとサインデザイン ・レビューは外部のランドスケープアーキテクトからも ・市役所の方からも指摘を受けた


ASLA SHADOWMENTOR DAY ・一日体験 ・ランドスケープデザイン事務所が受け入れ ・仕事内容の紹介(サイトに行って)、会社概要説明 ・会社の雰囲気知れた

留学の1年目が終わる。 英語がわからない、伝わらない。 3年もいれるかな?と不安が募ったこともあった。 大学時代の友達から励ましてもらい、また前向きになることができた。


スタジオのCOHORT


留学生は赤山さんだけ。その他はアメリカ人。 みんな優しい、とにかく優しい。 アメリカで「もののけ姫」が上映された時、友達から誘われ一緒に見に行った。 映画きっかけで仲良くなった。 おでんをふるまい、みんなで食べたりもした。




コロナの影響

大学院生活への影響


スタジオの最終発表の最中に、ロックダウン開始の通知をメールで受け取る。 大学閉鎖の要請。 すぐに春休み入ったため、授業への影響は特になかった。 もともとインドアだから、特にストレスは感じない。 youtubeで動画を見て過ごしていた。 日本への渡航制限のニュース 日本へ帰れないかも、、、(実際は帰れる) コロナがきっかけで、初めて留学に対する覚悟を持つ。

街中の変化

トイレットペーパーが品薄になる。 街中にサニタイザーが出現。(街中でも気軽に手が洗える。) COVID19によるアジア人への差別に対する対策メールが日本語で送られてきた。 →オレゴンは温かい人達が多いと実感する。




コロナ禍でも前向きに

悪いことに目を向けたらキリがない! ・オンラインでの授業 ・大学内のクラフトセンターに行き始める ・6年目のWSに参加(リモートで)!


これからのこと

コロナじゃなかったら生まれなかった出会い


U2Wやランドスケープを学びたい人の井戸端会議への参加など。 コロナじゃなかったら出会えなかった人達に出会えた。

将来の夢


ランドスケープアーキテクトになろうと考えている。 ランドスケープアーキテクトはいろんな分野、いろんな人と関わることができる。 どんな分野を専門にするか、どんな会社に入るか、アメリカにいる間に考えたい。 「おちこんだりもしたけど、私はげんきです。」



質疑応答


C.オレゴン懐かしい。27~28年前と現在の時間が重なった。オレゴンから愛というドラマが日本でやっていた。とても良いドラマ。あとはクリストファー・アレグザンダーのオレゴン大学の実験。その2つしかオレゴンというキーワードを持ったものが、当時身の回りになかった。オレゴンがどんなところかなと思っていったら、赤山さんが言うように、オレゴンはゆっくりするには良いところ。雨が毎日降る。誰も傘をささない。"Earth"(地球人)とみんな言う。PLANTの授業で作った枝のスケッチや花の色によるカラーパレッドなどのノートが良くて、採用に繋がった!笑 今も当時のノートを見る。図鑑にすると就活の時ウケる! (Tさん)



C. さやかさんとの出会い、さやかさんが学部1年生の時。涙なしには赤山さんの成長を語れない。さやかさん、学校で学んだことを、自分の中で練ってねって考える。最後の最後まで粘って発表会に泥仕合でいくところは今も変わってないと思った。笑 そういうところも含め、話を聞いててモチベーションをもらえる。(Iさん)



C. オレゴン大学、親日家の先生がいる。ユージーンの町、緑多く、白人多い。アメリカの大学に行く時、植生が日本と全く異ならないところに行こうと思っていた。North West シアトル、オレゴンなど考えていた。その頃から町の骨格変わらないんじゃないかなと思う。ナイキ、マイアーリードという会社、オレゴン大学出身のランドスケープOB・OG活躍中。トレイル、自転車で山の中を回れるランドスケープデザインをやっている。他の町に比べたら、アメリカの中でオレゴンはマイノリティーだと思う。(Fさん)



Q. 周りの同級生はオレゴンネイティブが多い?(Fさん) A. アメリカ中から学生が来てる。学部生なら、留学生もいる。アジア圏からも少し留学生がきている。 五島先生(長崎大学)は学生を留学させていてすごい。WSから学生が受ける刺激に改めて気づけた。(Fさん) Q. 恐竜公園、その後どうなった?(Fさん) A. (赤山さんの)提案した内容は反映されるという話で終わっている。今、プロジェクトがどのように進んでいるかはわからない。

ホームページを見ると、施設の情報は公開されているけど、周辺のデザインは公開されていない。アメリカにいる間にアプローチして、何らかの形で反映できると良いなと思う。(Fさん) 五島先生にリターン求めましょう!(Tさん) 赤山さんの処女作になるかも!五島先生の生徒をポジティブに見る目がすごく良い。学生を信じてあげると通じるのでは。(Tさん)



Q. オレゴンでも恐竜に関することで何かできる? 修士制作など、これから挑戦したいことは何?


A. 特に恐竜と掛け合わせる予定はないが、、、オレゴン大学では突拍子もないデザインをしても否定されない。最初から否定で入らない。何をやってもOK。だから恐竜もありかも? 制作についてはまだ考えていない。来年、制作について考える授業がある。 スタジオの先生が授業で話していた、サイドウォークのコンクリートのスタンプに今興味がある。サイドウォークのコンクリートのスタンプを作れる人が町に1人だけ。今後どうやって守っていくのかということにも現在興味あり。市役所など行政も関わるプロジェクトになって面白そう。C. 赤山さんは中学・高校から、視野が広い。五島先生との出会い、ランドスケープデザインに引き込まれる転換期の話にドキドキした。赤山さんは人に影響を与える人になれるのではないか。赤山さんは教育者になっていただきたい。(Kさん) 公共の仕事では先生の意見が最優先される。(業者の意見通りづらい。いろんな事情がある。)いろんなプロジェクトで委員会に登壇してほしい。キラキラした先生の存在は学生にも影響を与える。(Kさん) 京都は文化財や史跡多い。明治時代の遺構は新しすぎて、興味ない人が多いと切られてしまうプロジェクト多い。でも植生など引き継がれた歴史として重んじられる。赤山さんの歴史の観点をプロジェクトに反映してほしい。公共のプロジェクト、歴史や文化財の観点から提案したプロジェクトは説得力があってみんなに同意してもらいやすい。デザインが先走ったプロジェクトだと説得力がなくなってしまう。歴史の読み解き、日本やアメリカの共通点など、赤山さんの経験を通して伝えられるものたくさん出てくると思うので、頑張ってください。(Kさん) 実は、修論の時もケーススタディーで京都の宇治は行政側が推し進めながら、市民にも働きかけるケーススタディーを取り上げた。(赤山さん) C.中高で、茶花に興味を持った時から、ランドスケープの素質があったのではないかなと思う。(Kさん) 生きた化石のランドスケープへの思いが掘り起こされたと。(Tさん) 母が元々茶道をやっていたというのもあった。(赤山さん) Q. 学部の頃は恐竜とか全く別分野に向き合ってたことが、留学中のアドバンテージになっているなと思ったことはありますか?(Kさん) A. アドバンテージになっているかはわからないが、日本人はみんなそうかもしれないけれど、細かいところに目がいくことがよくあった。ちょっとした舗装の違いとか。小さくて細かいデザインが好き。歴史を紐解くじゃないですけど、化石の発掘も小さいところに目を向けている。小さいところから掘っていって大きくなるとか、どんどん歴史やその街について掘り下げていくと、何を守りたいのかがわかる。こういった部分が、恐竜が好きだという点につながるのではないかなと思う。この考えを、オレゴン大学の志望動機に書いた。

C.小さい頃の話や、バックグラウンドの話がランドスケープに結びついていて面白いと思った。赤山さんの場合は、いろんな人にいろんなことを頼まれて、断らずに全部積極的に巻き込まれていくことがすごく良い姿勢だと思った。そういう人にいろんなことを頼みたくなるし、頼んだらちゃんとやってくれるという信頼を積み上げているのがすごいと思った。私も頑張ろうと思った。(Yさん) Q. 私も日本でランドスケープを学んだことがなかった。でも長崎大学での様子を見ていると、しっかりプレゼンボードを作っていた。日本とオレゴンで、ランドスケープの仕方に違いがあったか教えてほしい。 A. 長崎大学環境科学部もゼミ以外でランドスケープをやっているところがあまりない。都市計画をやっている先生はいる。ランドスケープについては授業で少し話を聞く程度だった。基本、ゼミの中でランドスケープのプロ1人から教えてもらうだけだった。今はランドスケープの学部にいるのでいろんな先生がいる。いろんな人の意見やアドバイスを聞けることが刺激になっている。スタジオの中で、弱い部分を指摘されても他の先生が改善策を提案してくれる。たくさんの人の作品を見ながら、いろいろと考えることが楽しい。今はコロナの影響でオンラインのため、それがしづらい状況にはあるが、その部分が楽しい。 C. 一旦ランドスケープをやってみよう、という赤山さんの言葉が好き。ランドスケープを学んだ人が、いろんな職種にいって、いろんなところで景観を作っていくことが良いのではないかと思ってる。一旦ランドスケープをしようというスタンスをもっと広げていってほしい。(Mさん) C. 赤山さんを一言で表すとGutsy。Gutsyはガッツがある人という意味。どんなことがあっても諦めないし、とにかくガーッと進めることが、仕事では大事。今、コロナで悩んでいる学生が多い。こんな状況でも折れない心が大切で、ガッツある部分が赤山さんの姿勢に通底していて良いと思った。その部分をこれからも大事にしてほしい。地質学や考古学など、みんな縦割り。地質の話はできるけど石垣の話はできないとか、バラバラ。恩師の先生が熊本城の再建の委員長をやっている。みんな縦割りだから大変。考古学とか地質学のことを彫り込んでいった時に、もしかしたら新しい発見があるのかもしれないと、今日思った。だから恐竜の話は、深いレイヤーの奥底になる。そういう人がこれからとても大事になる。長崎が赤山さんをそうさせたのか。赤山さんも今後長崎に貢献してほしい。長崎、世界遺産や文化遺産がたくさんある。新しい仕事を狙って生き急ぐといいのではと思う。(Fさん)


ライター吉尾より


元々は恐竜博士になろうとしていた赤山さんが、偶然参加したワークショップでランドスープと出会い、修士課程早期修了の翌月にオレゴンへランドスケープ留学に行くなど、そのスピード感や行動力にとても圧倒され刺激を受けました。

また、これからのランドスケープアーキテクチャーにおける異分野融合の必要性も質疑応答で議題に上がっていました。例えば、地学や考古学を深く学ぶことで新たなランドスケープアーキテクチャーの可能性を発見できるのではないかということです。ランドスケープ以外のバックグラウンドを持つ赤山さんのような方が、まさに次世代のランドスケープアーキテクトとして必要とされているのではないかと思えるレクチャーでした。赤山さんの修士制作や、恐竜博物館の今後の行方が楽しみです。


吉尾元子


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